こんにちは。ちょめも管理人のちょんめ(@chonme_jp)です。
日中も夜もぶり返す強いかゆみに悩まされ、治っては悪化するを繰り返すアトピー性皮膚炎。かつては大人になると自然に治る方も多かったようですが、近年では大人になって悪化する方も増えているのだとか。
そんな中、アトピー性皮膚炎にも効果が見込める入浴剤として、武田漢方胃腸薬や、ベンザブロック等を手掛ける武田コンシューマーヘルスケア株式会社から販売されている「シャンラブ」をオススメされたので、さっそく使ってみました。
シャンラブの効果・効能や、使い方、赤ちゃんも入浴してよいかなどの使う時の注意点など、詳しくレビューしていきます。
アトピー性皮膚炎にお悩みの方。
あせもやしっしんが気になる方。
肩こり、腰痛が気になる方。
薬用入浴剤を探している方。
シャンラブの特徴は?
シャンラブがどのような商品なのか、特徴・メリットを紹介します。
- 厚生労働省に認められた「薬用」入浴剤
- 3種類の有効成分配合
商品の概要
商品名 | シャンラブ |
---|---|
内容量 価格 |
30g×20包入:2,880円(税抜き) 30g×30包入:4,150円(税抜き) |
全成分 | ニンニクB1エキス末、炭酸水素Na、無水硫酸Na、軽質無水ケイ酸、ビタミンB2、香料 |
効能 | しっしん、冷え症、疲労回復、肩こり、腰痛、あせも、にきび、荒れ性、ひび、あかぎれ、しもやけ、うちみ、くじき、神経痛、リウマチ、痔 |
厚生労働省に認められた「薬用」入浴剤
入浴剤は数あれど、「薬用」と表記できるのは条件があります。
それが、下記の2点。
- 有効成分が配合されている。
- 厚生労働省の承認を得られている。
薬事法上は医薬部外品という区分にあたり、しっしんや冷え症、疲労回復、肩こりなどの効能が認められているんです。
シャンラブの場合は、しっしん、冷え症、疲労回復、肩こり、腰痛、あせも、にきび、荒れ性、ひび、あかぎれ、しもやけ、うちみ、くじき、神経痛、リウマチ、痔などに効能が見込めます。
有効成分1. ニンニクB1エキス末
ニンニクB1エキス末にはお肌を保湿してくれるアミノ酸が含まれており、お肌がしっとり潤う効果が見込めます。
ニンニクそのものではなく、ニンニクをしぼったエキスにビタミンB1を加えて結合させ、濃縮・乾燥。ニンニクの香りを抑えて、粉末に加工しています。
有効成分2. 炭酸水素Na
炭酸水素Naは皮膚の清浄作用がある成分で、血行の流れをよくする効果が見込めます。
有効成分3. 無水硫酸Na
無水硫酸Naはお風呂の温浴効果を高めてくれ、あせも、ひび、あかぎれなどの皮膚のお悩みに効果が見込める有効成分です。
シャンラブの使い方
シャンラブの使用量
お風呂のお湯(約200L)に対して、個包装の1包分(30g)を溶かして使うのが目安。
ご家庭のお風呂にどのぐらいお湯が入るのかは、お風呂の縦・横・高さをはかり、かけ合わせることで浴槽の体積(=容量)が大体わかります。
シャンラブの効果的な入浴方法
- 38℃~40℃のお湯(約200L)にシャンラブ1包(30g)を入れてよくかき混ぜる。
- 10~15分、湯船につかる。
半身浴の場合は20~30程度が目安。 - シャンラブの有効成分・保湿成分を肌にとどめるため、シャワーで洗い流さずにそのままあがる。
沸かし直し等のお風呂で、汚れや香りが気にときはお風呂上りにシャワー等で洗い流すのがおすすめ。
残り湯は使える?赤ちゃんに使用してもよい?シャンラブのよくある疑問
残り湯を洗濯に使うことはできますが、「すすぎ」は水道水で念入りに。
柔軟仕上げ剤との併用や、新品の服、つけおき洗いなどは、シャンラブで着色する可能性があるのでオススメできません。洗わないようにしましょう。
ちなみに漂白剤は洗濯洗剤と一緒に使ってもOK。
- ヒノキ等の木の浴槽
- 24時間風呂
- ジェットバス
- エコキュート
- 大理石の浴場・浴槽
- その他ミストやサウナ等特殊機械併設の場合
満3カ月頃までの赤ちゃんの皮膚は安定していないため、そもそも大人と同じお風呂に入ること自体がNG。
少なくとも満3カ月を過ぎてから使用し、一般的に乳幼児を入浴させるときの注意点を守りながら、入浴後の皮膚に異常がないかどうかをよく観察してあげてください。
シャンラブを実際に使ってみた口コミ
ちょんめが実際に「薬用入浴剤シャンラブ」を使ってみた感想や効果について詳しく口コミしていきます。
パッケージは渋めで歴史を感じる
外箱は黄緑色で大きく「シャンラブ」の文字入り。フォントにどこか昭和レトロを感じます。
入浴剤は30gずつ個包装されていて、外箱と同じ緑色が印象的。
名前も「薬用入浴剤」と入っいて、入浴剤というよりは薬か何かのようなパッケージだなと思うとともに、なんだか効果が高そうな安心感も感じます。
生薬の香りは好みがわかれる
粉末はまっ黄色で、お湯に溶かすと湯船は鮮やかな黄いろに染まります。
香りはいわゆる生薬の香りで、スーパー銭湯等にある「薬湯」になじみがある人は「ああ、あの香りか」と思う方も多いのでは。
リラックスできる香りというよりは、とても薬っぽい香りなので、人によっては苦手かもしれません。
入浴後も身体がぽかぽかする
湯船に使ってみて、肌がピリピリするといった感じはありませんでした。
使っていてすぐに肌状況がよくなるわけではなかったのですが、入浴剤の使用をやめたあたりから少しずつアトピー性皮膚炎が悪化しはじめたので、「もしかしたら入浴剤効果で抑えられていたのかも」と思いました。
また、入浴後にはポカポカと体があたたまった感じが長続き。シャンラブ効果を感じました。
残り湯は洗濯にも使えました
実際に洗濯をするときに残り湯を使ってみました。
設定は洗いのみ残り湯を使い、すすぎからは清水(水道水)を使うようにしたところ、色移りなどもなく普通に洗濯できました。
洗濯直後には少し洗濯物から生薬の香りがしましたが、乾燥させるうちに匂いはとんでなくなりました。
ドラッグストアで簡単に手に入る
薬用入浴剤という国に効果が認められた入浴剤が、ご近所のドラッグストアをはじめ全国どこでも購入できるのは大きなメリットだと思いました。
病院に行かないと手に入らないというわけではなく、ネットショップ限定商品というわけでもありません。
まとめ
アトピー性皮膚炎にお悩みの方。
あせもやしっしんが気になる方。
肩こり、腰痛が気になる方。
薬用入浴剤を探している方。
肌荒れに効果が見込めるシャンラブですが、もちろん入浴剤を使えばアトピー性皮膚炎は改善するというものでありません。
大人のアトピー性皮膚炎はダニが大きな原因となりやすいそうで、掃除、換気、シーツや衣服を清潔に保つ、ふとんを干すといったダニ対策を行うことが効果的。
また、お風呂に入る時にはごしごしと力を込めて洗うのは避けて、手のひらで優しく洗うとよいそうです。
シャンラブはじっくり湯船につかることで効果が出てくる入浴剤なので、使ってすぐに出るのはもったいないです。
日頃はカラスの行水という方も、シャンラブを使った日にはぜひ温泉気分でじっくり使ってみてくださいね。