敏感肌さん要注意!メイク道具の洗い方&お手入れ方法

敏感肌さん要注意!メイク道具の洗い方・お手入れ方法まとめ

敏感肌さん要注意!メイク道具の洗い方&お手入れ方法

毎日メイクをしていると、自然に汚れていくメイクツールのパフやスポンジ、ブラシ等。

「汚れてないからまだ大丈夫」と思っていても、お手入れをせずに使い続けていると、メイク道具に雑菌が繁殖してしまい、肌荒れの原因になることもあるのだそう。

また、洗っていないブラシやチップは表面や内部に皮脂や粉が付着しており、目詰まりしてうまくメイクができないことにもつながります。

今回はお肌を守るためにも覚えておきたい、メイク道具のお手入れ方法や、洗い方についてまとめました。

ちょんめ

この記事では主に下記の3点について紹介しています。

  • なぜメイク道具のお手入れが必要なのか
  • メイク道具のお手入れ方法と交換の目安
  • 何を使ってメイク道具を洗えばよいのか

どうしてメイク道具はお手入れが必要なの?

メイクの完成度を上げるため

メイクをする女性

洗っていないメイクブラシやチップは、表面や内部に皮脂やパウダーなどが付着したままの状態。

例えばメイクブラシだと、次第にブラシの毛同士がくっついてしまい、メイクがうまくできずムラになってしまうことも……。

また、皮脂や汗が付着することでパウダリーファンデーションの表面が部分的に固まってしまう「ケーキング」と呼ばれる現象が起こることもあるんだとか。

きちんとお手入れしたきれいなメイクツールを使うことで、メイクの完成度をあげることができます。

肌トラブルを防ぐため

ニキビに悩む女性

メイク道具を洗わないまま使い続けていると、肌に直接ふれるパフやスポンジ、ブラシなどに付着した皮脂をエサに雑菌が繁殖していき、ニキビなどの肌荒れの原因に。

お肌のトラブルを防ぐためにも、メイク道具を清潔できれいな状態にキープすることが大切なんです。

ちょんめ
肌トラブルが多い敏感肌さんは、少しでも肌荒れの原因になりそうな要因は減らしておきたいですよね。

パフのお手入れ・洗い方

メイク用のパフ

洗う頻度

肌に直接ふれるパフは、基本的にはメイクをする都度毎回洗うのがベター。

ただし、清潔な面がふれるのであれば大丈夫なので、面積が広いパフであれば場所をかえながら1個を3〜5日くらい使ってもOKな場合も。

パフの洗い方

  1. 洗面器などを使い人肌くらいの温度のぬるま湯を入れ、少量の中性洗剤を混ぜる。
    水またはぬるま湯200:中性洗剤1が目安。汚れの程度により調整する。
  2. 洗面器の中でやさしくもみ洗いをして、メイクの色が出なくなるまで続ける。
  3. ある程度汚れが浮いてきたら、押し洗いしながら水またはぬるま湯が透明になるまで、十分にすすぐ。
  4. 手のひらで包み込むようにして水気を軽くしぼり、清潔なタオルやキッチンペーパーではさみ、水気を切る。
  5. 乾かすときは風通しのいい日陰で干す。雑菌が繁殖するため、生乾きで放置しない。

洗うときの注意

※痛む原因になるので、パフを雑巾のようにねじって力を込めて絞ったり、つけおき洗いはしない。
※お湯が熱すぎたり洗剤が多すぎるとメイク道具を痛めてしまうので注意!

パフの交換のタイミング

弾力がない、薄くなってきた、粉含みが悪い、パフの表面にゴワつきを感じるなど、肌あたりが不快だと感じたら買い替え時です。

スポンジのお手入れ・洗い方

メイク用のスポンジ

洗う頻度

肌に直接ふれるスポンジは、パフ同様にこまめに洗うのがよいそう。

ただし、清潔な面がふれるのであれば大丈夫なので、使い捨てを前提にしたプチプラなスポンジを活用する方法も。

ちょんめ
大容量のスポンジだと、使って汚れた面をハサミで薄く切り取って使うことで、毎回きれいな面でメイクをすることもできますよ。

スポンジの洗い方

  1. 洗面器などを使い人肌くらいの温度のぬるま湯を入れ、少量の中性洗剤を混ぜる。
    水またはぬるま湯200:中性洗剤1が目安。汚れの程度により調整する。
  2. 洗面器の中でやさしくもみ洗いをして、メイクの色が出なくなるまで続ける。
  3. ある程度汚れが浮いてきたら、押し洗いしながら水またはぬるま湯が透明になるまで、十分にすすぐ。
  4. 手のひらで包み込むようにして水気を軽くしぼり、清潔なタオルやキッチンペーパーではさみ、水気を切る。
  5. 乾かすときは風通しのいい日陰で干す。雑菌が繁殖するため、生乾きで放置しない。

洗うときの注意

※痛む原因になるので、スポンジを雑巾のようにねじって力を込めて絞ったり、つけおき洗いはしない。
※お湯が熱すぎたり洗剤が多すぎるとメイク道具を痛めてしまうので注意!

スポンジの交換のタイミング

きれいなところがない、表面に穴があいてきた、弾力がなくなってきた、表面がカサカサしてきたなど、肌あたりが不快だと感じたら買い替え時です。

チップのお手入れ・洗い方

エクセルのスキニーリッチシャドウ(センシュアルブラウン)

洗う頻度

チップについても、スポンジやパフ同様、こまめに洗うのがよいそう。

ただし、清潔な面がふれるのであれば大丈夫なので、ふれる面を変えれば、毎回きれいな部分を使ってメイクをすることも可能です。

チップの洗い方

  1. 洗面器などを使い人肌くらいの温度のぬるま湯を入れ、少量の中性洗剤を混ぜる。
    水またはぬるま湯200:中性洗剤1が目安。汚れの程度により調整する。
  2. 洗面器の中でやさしくもみ洗いをして、メイクの色が出なくなるまで続ける。
  3. ある程度汚れが浮いてきたら、押し洗いしながら水またはぬるま湯が透明になるまで、十分にすすぐ。
  4. 清潔なタオルやキッチンペーパーではさみ、水気を切る。
  5. 乾かすときは風通しのいい日陰で干す。雑菌が繁殖するため、生乾きで放置しない。
ちょんめ
タオルにのせて乾かす場合は、チップ先端が乾きやすいよう、先端をタオルからはみ出すように角度をつけて乾かします。

洗うときの注意

※痛む原因になるので、雑巾のようにねじって力を込めて絞ったり、つけおき洗いはしない。
※お湯が熱すぎたり洗剤が多すぎるとメイク道具を痛めてしまうので注意!

チップの交換のタイミング

表面のキメが荒くなってきたなど、使い心地が悪いと感じたら買い替え時です。

ブラシのお手入れ・洗い方

メイク用のブラシ

ブラシのお手入れ方法

ブラシ使用後に毎回した方がよいお手入れです。

  1. ブラシの穂先を、ティッシュペーパーなどでこすり、付着した皮脂やパウダーを拭き取る
  2. ブラシの毛が広がらないように、筆先をそろえてから専用ケースやポーチへ入れる

洗う頻度

ブラシの汚れが目立つ、粉含みが悪い、メイクの仕上がりが良くないと感じたら、ブラシを洗うタイミング

使う頻度の高いファンデーションブラシはこまめなお手入れが必要で、少なくとも1週間に1度は洗浄しておきたいブラシ。

粘膜の近くにふれるリップブラシは雑菌が付着しやすいので、メイクの都度洗うか、使い捨てタイプを活用するのもおすすめです。

ただし、ブラシは洗う頻度が高すぎても毛の劣化を早めてしまうので、筆先の状態で判断するようにするとよいそうです。

ブラシの洗い方

  1. 洗面器などを使い人肌くらいの温度のぬるま湯を入れ、少量の中性洗剤を混ぜる。
    パウダータイプはぬるま湯200:中性洗剤1が目安。
    リキッド・クリームタイプはぬるま湯50:中性洗剤1が目安。
  2. できるだけ金属部分まで浸けないようにしながら、ブラシの根元から筆先の部分を洗浄液に浸け、軽く振り洗いする。
  3. 毛先を軽く押さえるように洗ったら、洗剤の泡が立たなくなるまで十分にすすぐ。
  4. 筆先を手で軽く絞り水気を切り、清潔なタオルやキッチンペーパーではさみ、水気を切る。
  5. 穂先の形を指で整える。
  6. 乾かすときは風通しのいい日陰で干す。筆先が広がったり、くせがついたりしないようにするため、筆先には何も触れないような置き方で乾かす。

洗うときの注意

※痛む原因になるので、雑巾のようにねじって力を込めて絞ったり、つけおき洗いはしない。
※お湯が熱すぎたり洗剤が多すぎるとメイク道具を痛めてしまうので注意!
※ブラシが痛むため、ドライヤーや直射日光で乾かさない。

ブラシの交換のタイミング

毛先が広がった、肌あたりが悪くなったなど、ブラシの状態が変化して使い心地が悪いと感じたら買い替え時です。

メイク道具を洗う中性洗剤は何を使うべき?

中性洗剤は、酸性とアルカリ性の中間の性質を持つ洗剤のこと。

食器用洗剤や洗濯用洗剤に多い種類で、他の洗剤と混ぜても有害物質を出さず、さまざまな汚れに対応し肌や素材を傷めにくい、安全性の高い洗剤といえます。

ちょんめ
洗剤の表示は家庭用品品質表示法によって、以下のように定められているそうです。
水素イオン濃度(pH) 表示
11.0を超える アルカリ性
11.0以下8.0を超える 弱アルカリ性
8.0以下6.0以上 中性
6.0未満3.0以上 弱酸性
3.0未満 酸性

メイク道具を洗う中性洗剤には、メイク道具には毛が使われていることも多いので、「アクロン」や「エマール」といったおしゃれ着用の洗濯洗剤などを使って洗えばOKです。

ちょんめ
もっとしっかり洗いたい場合は、メイク道具のお手入れに特化したスポンジやパフ専用のクリーナー等も、化粧品メーカーより販売されています。

それでもお手入れが面倒なときはどうすればいい?

悩む女性

洗剤を使って洗うのが大切とわかってはいても、仕事や家事で忙しく「メイク道具のお手入れをするのはやっぱり面倒」と感じる方もいらっしゃるのでは。

ちょんめ
見た目はまだまだきれいだし……と思って、洗うのをつい後回しにしちゃいます……。

そんなときは、メイク道具を使った後にティッシュを使って、コスメや皮脂を落としておくと汚れにくくなりおすすめ。

また、利用頻度が高いメイク道具は使い捨てのプチプラアイテムを使う方法も。

スポンジやリップブラシは大容量タイプや使い捨てタイプを使ったり、アイシャドウチップの代わりにメイク用の綿棒を使うと、手間がかからず清潔に使い続けることができます。

ちょんめ
化粧品によっては洗っても落ちにくいものもあったりするので、使い捨てだとかなり手間が省けそうです。

まとめ

毎日使うメイク道具ですが、きちんとお手入れできたきれいなものを使わないと、逆に肌荒れの原因になってしまうことも。

メイク道具は「使う」のと同じぐらい「洗う」のも大切なんですね。

お手入れが面倒で忘れがちになってしまうこともありますが、せっかく使っているいいブラシやスポンジも、洗わないとメイク効果が半減しちゃいます。

道具もきれいに使って、長くメイクを楽しみたいなと感じました。

ちょんめ
私の場合はとりあえず週1回を目安に洗顔せっけんを使ってモミ洗いすることが多かったので、中性洗剤でも汚れが落ちるんだなと勉強になりました。
普段使うことが多いパフやスポンジはしっかり洗って、がんばって清潔にキープしようと思います。
メイク道具のお手入れのポイント
  1. 使った後にティッシュでコスメや皮脂をふき取ると良い。
  2. 毎日使うツールはこまめに洗う。
  3. 中性洗剤を薄めて、ぬるま湯で洗浄すると汚れが落ちやすい。
  4. 生乾きにならないよう、洗浄後はしっかり陰干しする。
  5. 汚れをしっかり落としたい方には、化粧品メーカーから発売されているメイク道具専用のクリーナーもおすすめ。
ちょんめ
メイク方法やおすすめのメイク道具、スキンケア等についてはこちらの書籍にわかりやすくまとまっていておすすめです。
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(参考)

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