こんにちは。ちょめも管理人のちょんめ(@chonme_jp)です。
妊娠とともに体にはたくさんの変化がありますが、特に注意したいのが「妊娠線(ストレッチマーク)」ではないでしょうか。
妊娠線ができる・できないには個人差がありますが、妊娠線クリームを使うことで妊娠線は予防することができます。
今回は妊娠線ケアはいつ頃からはじめるべきか、妊娠線クリームはどこに塗るべきか等、妊娠線予防のための肌ケア方法についてまとめました。
そもそも「妊娠線」とは?妊娠線ができる仕組み
妊娠するとお腹が大きくなったりする等の急激な体型の変化に皮膚が対応できずに断裂し、ひび割れのような状態がでてきてしまうことがあります。
これが「妊娠線」で、別名「ストレッチマーク」とも。
人間の肌は「表皮」「真皮」「皮下脂肪」などからできています。
肌表面の表皮・皮下脂肪はやわらかくのびやすいのに対し、その下の真皮・皮下組織は急激な体の変化についていけずに断裂してしまい、ひび割れを起こしてしまう原因に……。
妊娠線ができやすいのはこんなところ
妊娠線にはどんなところにできるのか、妊娠線ができやすいのはどんな人なのかについてご紹介します。
妊娠線ができる部位
妊娠線=お腹にできるというイメージがありますが、妊娠線ができる部位はお腹だけではありません。
特に注意したいのが下記のような部分。
- お腹
- 太もも
- 二の腕
- バスト
- おしり
中には鏡ではチェックしにくい、背中にできたという方も!
妊娠線ケアをはじめたら、お腹だけでなく全身をケアするようにしておくと安心です。
妊娠線ができやすい人
妊娠線ができる・できないには個人差があり、特に注意したいのが下記に当てはまる方です。
- 小柄な方
- 痩せ型の方
- 多胎妊娠の方
- 乾燥肌の方
- 骨盤が小さい方
- 高齢出産の方
- 経産婦さん(2度目以降の妊娠をしている方)
初めて妊娠する初産婦さんに比べ、2度目以降の妊娠となる経産婦さんはお腹が大きくなるスピードが早いため、妊娠線ができやすいと言われています。
また、妊娠時の年齢が上がると皮膚の柔軟性が低くなり、妊娠線ができやすいとも言われています。
肌が乾燥しないよう、しっかりお肌の保湿ケアをして、肌の柔軟性をキープするのが大切なんですね。
妊娠線の予防ポイント3つ
【Point1】体重をコントロールする
妊娠線を予防するためには、妊娠中に急激に体重が増えないよう、体重をコントロールしてあげることも大切です。
必要以上に体重が増えれば余分な脂肪がついてお腹も大きくなり、妊娠線ができやすくなってしまいます。
【Point2】肌を保湿する
肌の乾燥は、妊娠線ケアの大切なポイント。
特に「肌が乾燥してかゆみを感じる」という方は危険信号!クリームやオイルを使って肌に潤いをキープするようにしてあげてください。
妊娠中は肌が敏感になっている方も多いので、少量ぬってかゆみ・赤みが出ないかパッチテストをしてから全身に塗るのがおすすめです。
【Point3】小まめにお肌をチェック
妊娠線は胸の下や二の腕、太ももの裏、お腹の下など、自分では見えにくいところにもできます。
全身にまんべんなく保湿ケアをしてあげることで、意外なところにできる妊娠線が防げます。
妊娠線ケアクリームはいつから使うべき?
妊娠線ケアは、安定期(5か月頃~)までに妊娠線ケアクリームを塗る習慣ができているのが理想。
妊娠線がいちばんできやすいと言われているのが、体形が変化しやすい8カ月頃~ですが、そもそも妊娠線ケアクリームを使うのは皮膚をやわらかくして、体の変化に対応できる準備をしておくため。
お腹が大きくなる前から、変化に対応できるような状態に整えておくのが大切なんですね。
妊娠線ケアクリームの塗り方
妊娠線ケアクリームはいつ塗るべきか、塗り方の注意点はあるのか等についてご紹介します。
妊娠線ケアクリームを塗るタイミング
妊娠線ケアクリームは、朝晩2回塗るのが基本。
夜はお風呂上りに。入浴後は乾燥しやすいので、なるべく早めにクリームを塗ります。
また、24時間よりしっかり潤いをキープするためにも、朝の着替え前などに再度クリームを塗りこむのがおすすめです。
妊娠線ケアクリームの塗り方のポイント
お腹はもちろん、妊娠中にサイズアップしやすいバストや二の腕、脇、太もも、お尻なども妊娠線ができやすい危険ゾーン。
また、ぬるときにクリームの分量が少ないと、ゴシゴシ肌をこすることになり、逆に肌荒れになってしまうことも!
全身にまんべんなく、たっぷり塗るのがポイントです。
特に妊娠8~10か月はお腹がぐんぐん大きくなり、赤ちゃんの位置も下がって肌に負担がかかりやすい時期。お腹で見えにくい下腹部や太ももに注意して、たっぷり保湿を心がけてみてください。
お腹 | 料てでそっと下腹部から胸の方向に向かってやさしくクリームをのばしたり、円をえがくように。見えにくいお腹の下もしっかり保湿を。 |
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バスト | 個人差がありますが、胸も大きくなり妊娠線ができることも。胸の下側が見えにくいので、下側も忘れずにケアを。 |
二の腕・脇 | ひじから脇の方向に向かってやさしくなじませます。脇は胸に向かってかきよせるように塗ります。 |
おしり・太もも | 太ももは下から上へ皮膚を持ち上げるように塗りこみます。お尻は円を描くように塗り、お尻の下部分は内側から外側に向かってのばすように忘れずにケアを。 |
- クリームの分量はたっぷり塗る。
- 塗るときはゴシゴシこすらず、一方向にやさしくのばす。
できてしまった妊娠線は消せる?
一度できてしまった妊娠線は、残念ながら完全に消えることはないそうです……。
ただし、最初は赤紫色やピンク色で目立ちますが、時間とともに黒ずみ、産後には白っぽく目立たなくなっていきます。
また、近年では一度できてしまった妊娠線を目立ちにくくするためのケアクリームなども発売されています。
まとめ
一度できてしまうと、なかなか消えない妊娠線。
「あのときちゃんとケアしておけば……」と後悔しないよう、早めの保湿ケアが大切なんですね。
基本的には肌にやさしい成分で作られている妊娠線クリームですが、今の自分の肌の状態や体質、季節の変わり目などによっては、お肌に合わなくなることもあります。
塗ってみて湿疹や痒みがでてしまった場合は、自分に合う妊娠線クリームやケアオイルに変更するようにしてみてくださいね。
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“妊娠線を予防しよう! 妊娠線ケアクリーム&オイル ブランド10選|VERY”,<https://veryweb.jp/maternity/165402/>2021年8月4日アクセス.
“いつ?何回?塗り方は?妊娠線を作らないためのケアはコレ!|natural science”,<https://www.natural-s.jp/maternity/stretchmark/0524-maternity-body-care-not-to-make-pregnancy-line/index.html>2021年8月4日アクセス.
“塗る量、塗り方は大丈夫?妊娠線用クリームの塗り方を伝授!【ケア方法編】|natural science”,<https://www.natural-s.jp/maternity/stretchmark/1201-stretchmarks/index.html>2021年8月4日アクセス.