こんにちは。ちょめも管理人のちょんめです。
しっかりお肌をケアしていても、なかなかニキビが改善しない……。そんなときは、もしかしたら睡眠不足が原因かも!
今回は、睡眠不足が原因でニキビが増えてしまう原因や、ぐっすり眠るための快眠方法についてご紹介します。
睡眠不足でニキビが悪化してしまう原因とは?
お肌を健康に保つのに欠かせないのが「ターンオーバー(肌代謝)」です。
一般的にターンオーバーの周期は約1か月半が目安と言われており、睡眠中に活発に行われています。
ところが、夜更かしが続いたり、日によって睡眠時間が異なるなど、不規則な生活が続くことによってターンオーバーの周期が遅くなり、古くなった角質が肌に残るため、毛穴が詰まったりニキビができやすくなったりと、肌荒れを引き起こしやすくなるそうです。
睡眠時の「成長ホルモン」が肌代謝のカギ
お肌のターンオーバーに欠かせないのが、脳下垂体から分泌される「成長ホルモン」。
特に睡眠中によく分泌されるそうで、だからこそ睡眠不足で成長ホルモンの分泌が少なくなり、ターンオーバーが乱れてしまう原因になってしまうんですね。
睡眠で特に大切なのが「ノンレム睡眠(深い眠り)」で、成長ホルモンは眠りについた直後から3時間前後に最もよく分泌されます。
また、ターンオーバーが活発に行われるのは夜22:00~深夜2:00頃といわれているそうです。
よい睡眠の秘訣は「副交感神経」
自律神経とは、体の体温調節や消化吸収などをコントロールしている心身の健康に欠かせないもの。
自律神経は、大きく分けて「交感神経」と「副交感神経」の2つに分けることができます。
快眠するためのセルフケアの方法
ぐっすりと眠るためにも、毎日同じ時間に自然と眠気がくるようなライフスタイルが大切。
ここでは、就寝する1~2時間前に実戦したい、睡眠セルフケアの方法を紹介します。
ゆったりお風呂に入る
血行をよくしてくれる入浴は、副交感神経のスイッチが入る大切なポイント。
効果的な入浴方法は、40℃のお湯に首までつかって5分入浴。さらに、プラス10分の半身浴をするというものだそう。
ただし、大切なのは自分がリラックスできるかどうかなので、自分好みの温度や方法で入浴するのが一番なのだそうです。
部屋の片付けをする
お部屋のどこか1か所を、10~15分程度かけて整理します。
お部屋の片づけには気持ちを落ち着かせる効果があるのだそう。タンスの1段だけ等、一気にやるのではなく、どこか一か所で簡単にできるところを片付けるのがおすすめなんだとか。
深呼吸をする
ベッドの中で3分間程度、吸って、吐いてを1:2のリズムで行う、ゆっくりとした深呼吸を行います。
副交感神経が働きやすくなり、血行もよくなるのだそうです。
寝る前のテレビやスマホを控える
睡眠ホルモンの「メラトニン」は、スマートフォンやパソコンのブルーライトによって、減少するそうです。
また、寝る直前にSNSを見たり、気になる動画やテレビ番組を見ていると、つい興奮して交感神経が働いてしまうかも……。寝る前にはできるだけ画面を見ないことを心がけるのもおすすめです。
まとめ
睡眠がニキビケアに大切な理由
- 睡眠不足になると肌のターンオーバーが乱れて古い角質が残って毛穴がつまり、ニキビが悪化することがある。
- ターンオーバーを促す「成長ホルモン」は睡眠後3時間によく分泌される。
- 質の良い睡眠には副交感神経を働かせる必要がある。
質のよい睡眠のためのセルフケア方法
- 入浴時に湯舟につかってリラックスする。
(40℃のお湯に首まで5分+半身浴10分) - 部屋の一か所を片付ける。
- ベッドの中で深呼吸する。
(吸う:吐く=1:2の割合) - 寝る前にはテレビやスマホは見ない。
寝不足の状態になってしまうと交感神経が優位に。交感神経には男性ホルモンを活性化する働きがあるため、皮脂の分泌増えて、さらに肌荒れしてしまう原因になることもあるそうです。
洗顔などのお肌のケアはもちろんのこと、夜の眠りの質も高めて、相乗効果で肌環境を改善を目指していきたいですね。
“ニキビをセルフケアで治すには?食事や睡眠、お手入れの注意点|医肌研究所”,<https://medical.shiseido.co.jp/ihada-lab/article/ih07.html/>2020年8月14日アクセス.
“肌荒れの改善策③睡眠と肌荒れの関係|ハイチオール公式サイト”,<https://www.ssp.co.jp/hythiol/troublenavi/roughskin/sleep.html>2020年8月14日アクセス.
“自律神経を整えて睡眠の質を高めよう!|NHKらいふ”,<https://www.nhk.or.jp/lifestyle/article/detail/00677.html>2020年8月14日アクセス.