こんにちは。ちょめも管理人のちょんめ(@chonme_jp)です。
何かと荒れやすい唇のケアでお世話になることが多いリップクリーム。
なんとなく唇にぬってケアしているつもりになっているのですが、ぬり続けていてもなかなか効果が得られない……なんて経験はありませんか?
今回はリップクリームの正しい塗り方、選び方、使う時の注意点について調べました。
唇が荒れてしまう原因とは
冬場はもちろん、夏でもガサガサになったり、皮むけに悩むことも多い唇。
そもそもどうして唇は荒れやすいのかというと、唇の角質層が非常に薄いからなんだそうです。
汗腺や皮脂腺がなく、メラニン色素も少ないため、他の部位に比べて保湿機能やバリア機能が低く、「乾燥」「紫外線」「生活習慣の乱れ」等、様々な要因で唇が荒れやすくなってしまいます。
また、日常のクセで唇が荒れやすくなってしまうという方も。
- 唇をなめたり、噛んだりするクセがある。
- 唇の皮をむいてしまうクセがある。
- リップクリームや口紅を力を入れて塗る。
- 長時間マスクを着用することが多い。
上記のようなクセがある場合は、刺激や乾燥により、唇が荒れやすくなってしまうことが多いのだそうです。
リップクリームの選び方
ドラッグストアやコンビニ、スーパー等、いろんなところで購入できるリップクリーム。
商品もたくさんあって、どれを選べばよいのかわかりにくいですよね。
実はリップクリームにも種類があり、人によってどれがオススメなのかが異なります。
リップクリームの種類は3種類
リップクリームは、下記の3種類に分けることができます。
- 医薬品
- 医薬部外品
- 化粧品
医薬品のリップクリーム
医薬品は、唇の荒れを「治す」ためのリップクリーム。
ひび割れたり、出血したりと、唇のトラブルを治すための成分が配合されており、基本的に唇が荒れている間だけ使います。
こんな方におすすめ
- 唇が赤くなってしまっている。
- ひどく荒れてひびわれてしまっている。
- 炎症が起きている。
医薬部外品のリップクリーム
医薬部外品は、唇の荒れを予防するためにつくられた保湿用リップクリーム。
厚生労働省が指定した有効成分が配合されているのが特徴で、「医薬部外品」や「薬用」という表現がパッケージに記載されています。
唇が荒れやすいときや、唇が乾燥しやすくしっかりケアしたいときにオススメです。
こんな方におすすめ
- 唇が乾燥しやすい。
- 唇が荒れやすい。
- 唇がカサカサして、何度もリップクリームを塗りなおすことが多い。
化粧品のリップクリーム
保湿成分がメインに配合されている、一般的なリップクリーム。
色付きのリップクリームや、紫外線対策ができるリップクリーム、香り付きのリップクリーム等、バリエーションも多彩です。
健康的な唇をキープするための、日常的な保湿がしたい方にオススメ。
こんな方におすすめ
- 現状は唇が荒れていない。
- 香り付きやUVカット、色付き等、好みに合わせてリップを選びたい。
- 唇にぬったときの仕上がりも重視したい。
リップクリームを昼・夜で使い分け
リップクリームは、「昼用」と「夜用」の2本を使い分けるのがオススメです。
昼用リップクリームはUVカット成分配合のものが便利
唇は体の中でも特に肌荒れが起きやすい部位で、保湿機能やバリア機能が低いため、紫外線の影響を受けやすいと言われています。
そのため、昼用のリップクリームには、UVカット成分配合のものがおすすめです。
夜用リップクリームは唇ケアができるものがおすすめ
就寝中は唇のケアをしっかりしたいタイミング。
夜はシアバターやワセリン等の保湿成分をたっぷり配合したリップクリームを使うことで、効率よく唇がケアできます。
リップクリームの正しい塗り方
唇が荒れやすい方ほど、リップクリームをとにかくたくさん塗っているという場合も多いのではないでしょうか。
実は、リップクリームはただ塗ればよいというわけではなく、正しい塗り方をしないと逆に唇にダメージを与えてしまうこともあるのだそうです!
私も荒れてしまうと「とにかく塗る」ことを心がけていたので、間違った塗り方を続けて、かえって唇を傷つけていたかもしれません。
リップクリームを塗るときの基本は、以下の3ステップです。
- 唇の汚れをとる。
- リップクリームを温める。
- 縦方向にやさしく塗る。
STEP.1 唇の汚れをとる
唇に食べ物や、歯磨き粉などの汚れが残っていると、唇への刺激になったり、ぬったときにムラになってしまう可能性があります。
ティッシュやコットンでやさしくふき取ります。
STEP.2 リップクリームを温める
リップクリームは、気温が低いと硬くなってしまいます。
かたいまま唇に塗りこむと、こすれて刺激になってしまう可能性があるため、手のひらや指先であたためて、やわらかくしてから塗りましょう。
クリームの伸びが良くなり、摩擦を抑えて唇に広がりやすくなります。
STEP3. 縦方向にやさしく塗る
実はリップクリームは「縦塗り」がおすすめ。
「リップクリームは横方向に塗っていた」という方も多いのではないでしょうか。
唇には縦方向にシワが入っているので、縦ジワにそってぬることで、唇全体をしっかりケアすることができます。
リップクリームを塗る頻度は?
唇が荒れていると、何度もリップクリームを塗りなおすという方も多いのではないでしょうか。
しかし、リップクリームは1日に何度も塗ることで、逆に唇に負担をかけてしまうこともあります。
塗るときにこすりすぎないように注意するか、「メイク前」「食事後」等のタイミングを決めて、塗る回数を1日5回程度にとどめるように気を付けてみてください。
- リップクリームを塗る回数は、タイミングを決めて1日5回程度に。
- 頻度を増やしたいときは、摩擦にならないようやさしく塗る。
リップクリームをは指先・綿棒で塗るのもおすすめ
手を汚さずに気軽に塗れるスティックタイプは便利ですが、かためのテクスチャーのものが多く、塗るときに唇の刺激になってしまうことも。
そのため、指先・綿棒にとって唇に塗るのがおすすめです。
指先で塗る場合は体温でクリームがやわらかくなり、のびが良くなるので唇への刺激も抑えられます。
また、直接唇につけるよりも、指先・綿棒を活用した方が清潔に使い続けられる場合も。
リップクリームを塗るときの注意点
リップクリームを使っていても、「なかなか改善しない」「効果を感じられない」ときもあります。
そんなときには、リップクリームの使い方を見直してみるのも大切です。
リップクリームを清潔に保つ工夫
リップクリームは使い続けるうちに、雑菌が繁殖してしまうこともあります。
清潔に最後まで使い切るためには、下記の2点が大切です。
- リップクリームを塗る前に、唇をきれいにする。
- 使用後はリップクリーム表面や容器をティッシュ等でふき取る。
特に、直接唇にリップクリームを塗る場合は、汚れがついてしまう可能性が高くなります。
ティッシュやコットンで、クリームの表面やフタ等をふき取るようにしましょう。
リップクリームには使用期限がある
リップクリームは使い続けるうちに、成分が劣化したり、雑菌が繁殖したりと、品質が低下してしまうことがあります。
明確な使用期限が記載されていない場合も多いので、「なくなるまで使い続ける」という方も多いのではないでしょうか。
保管している環境や使用状況によって異なりますが、使用期限の目安としては下記になります。
- 未開封のリップクリームは3年間
- 開封済みのリップクリームは半年以内
使用期限内であっても、匂いや見た目に変化を感じた場合は、使用を中止するのがおすすめです。
まとめ
唇は乾燥しやすく荒れやすいため、リップクリームによるケアが欠かせません。
しかしながら、正しい塗り方をしないと逆に唇にダメージを与えてしまいます。
特に確認しておきたいのが、下記の3点です。
- 自分の目的にあったリップクリームが選べているか。
- 正しい方法・頻度で塗れているか。
- 衛生面や使用期限は問題ないか。
例えば紫外線のダメージが気になるなら、UVカット機能があるリップクリーム。
唇の荒れを予防したいときには、化粧品・医薬部外品のリップクリーム。
唇の血色を良く見せたいときには、色付きのリップクリーム等、自分の目的別に選ぶことで、リップクリームとのミスマッチが少なくなります。
“リップクリームの正しい塗り方を紹介│NGな塗り方にはご注意!|スハダ×スキンケア”,<https://earthcare.co.jp/blog/how-to-apply-lipcream>2021年5月3日アクセス.
“リップクリームのおすすめは「悩み別」で、違う!高保湿からプチプラまで【25選】|MINE”,<https://mine-3m.com/news/image?news_id=103761>2021年5月3日アクセス.
“リップクリームの正しい塗り方を紹介!塗るコツやおすすめも紹介!|LIPS”,<https://lipscosme.com/articles/2066>2021年5月3日アクセス.