こんにちは。ちょめも管理人のちょんめ(@chonme_jp)です。
肌が荒れているときは「化粧品に何を使えばよいのか」「使ったらまた荒れるのでは」と、悩むことも多く、化粧品選びがすごく難しいですよね。
お肌にやさしそうなオーガニック化粧品を選んだものの、お肌に合わなかった……という経験もあるかと思います。
実はオーガニック化粧品には世界的に標準化された明確な定義のようなものがなく、日本にはオーガニックを認定する法的な基準がないのだそう。
人によってはオーガニックがお肌に合わないという場合ももちろんあるので「オーガニックかどうか」であるかよりも、「自分の肌に合うかどうか」を基準に選ぶのが大切なんです。
オーガニック化粧品が生まれた背景
もともと昔から、花や果物から抽出したオイルや蒸留水といった、日常生活にある自然のものを肌につけて肌を整える習慣がありました。
やがてそれらの習慣は化粧品として一般的に商品として流通していき、化粧品も添加物を加えて腐りにくくなります。
現在では世界で作られたコスメを日本で使うといったことも当たり前になりました。
ところが、世界中に化粧品が流通するようになると、化粧品による肌のトラブルを訴えるケースが増加。
再度オーガニックな製法を重視する化粧品会社が増えていき、現在では添加物を使わずに商品の劣化を防いだり、容器を工夫することで保存期間をのばすといった技術が開発されているのだそうです。
こんにちは。ちょめも管理人のちょんめ(@chonme_jp)です。 20代の頃はニキビに悩んでとにかくさっぱりさせるようなケアをしていたのですが、30代になると時間が経つとお肌が乾燥する、Tゾーンがテカりやすい……といった別の[…]
オーガニック化粧品は安全?
私もそうなのですが、オーガニックと聞くと、なんとなくお肌にやさしそうなイメージがありますよね。
オーガニック化粧品を手掛けている企業のなかには、製造過程で環境に配慮していたりといったこだわりがあるところも少なくありません。
インターネットでオーガニック化粧品について調べると、下記のように書かれていました。
オーガニック化粧品(オーガニックけしょうひん)は自然由来の成分を中心に配合し、化学的な成分を全く使用せず、またはごく少量のみ使用して作られ、「人間の肌が本来持つ自然治癒力を助長、回復させることに着目したスキンケア用品」と自主的にうたっている化粧品である。化学成分を含むものに比べ低刺激だとうたっており、アトピーなどの皮膚病患者や敏感肌の人にとって副作用が少ない場合もあるという利点がある。
化粧品の品質を長持ちさせる添加物まで使用していないものも多く、開封後1 ~ 2週間や2 ~ 3ヶ月が使用期限に設定されているものもある。
Wikipediaより引用
日本でもたくさん出ているオーガニック化粧品ですが、実は世界的に「オーガニック化粧品とはこのようなものである」といった定義のようなものはなく、日本にもオーガニックを認定する法的な基準はないのだそうです。
そのため、中には植物由来の成分を使っているというだけで「オーガニック化粧品」として販売されているケースも……。
また、植物の力が肌にやさしいかというとそうではありません。
オーガニック化粧品は天然成分だからこそ多数の物質を含み、合成成分よりも刺激が強かったり、アレルギーのリスクが高くなってしまうといったケースもあるそうです。
もちろんその反対で、刺激が強い合成成分と比べて、オーガニック成分の方が刺激が小さいケースも。
ちなみにヨーロッパには、「コスモス基準」という統一の基準が設けられており、エコサート等のオーガニック化粧品を認定する団体もあります。
日本の企業でも、この「エコサート認証」を取得している製品があります。
こんにちは。ちょめも管理人のちょんめ(@chonme_jp)です。 皆さんは化粧品について調べていて「ECOCERT(エコサート)」という言葉を聞いたことはないでしょうか。 日本では、一定の基準を満たした有機農産物に対し[…]
オーガニック化粧品が合わない人
成分や製法にこだわったオーガニック化粧品であっても、やっぱりオーガニック化粧品が合わない体質の方も、もちろんいます。
それは、そもそも配合されている植物由来成分がお肌に合わない人。
肌につけたときに赤みが出たり、かゆみがあったりした場合は、「オーガニックだから安全」と決めつけず、使用を控えるのが大切です。
化粧品が合わないときに注意したいこと
化粧品を選ぶときには、配合されている成分を意識するのがおすすめです。
- 合わなかった化粧品と、中に入っていた成分を覚えておく。
- 迷ったときには成分表を確認して、配合成分が少ないものを選ぶ。
自分に合わない成分が何かがわかれば避けやすいですが、なかなか見極めるのは難しいですよね。
そこで、自分に合わない成分がわからないときは、できるだけシンプルな成分のコスメを選ぶことで、合わない成分が入っている確率が低くなりますよ。
まとめ
- 現状、日本ではオーガニック化粧品について、法的な基準はない。
- 植物由来成分でアレルギーになったり、肌に合わない場合もある。
- 化粧品が合わないときには成分を覚えておく。
迷ったときは、なるべく配合成分が少ない化粧品を選ぶのもおすすめ。 - オーガニック化粧品であるかどうかではなく、自分の肌に合うかを基準に選ぶのが大切。
私自身、漠然と「敏感肌=オーガニックが良い」と思っていたので、化粧品について色々考えさせられるきっかけになりました。
もちろん一律に「オーガニックは敏感肌によくない」「合成成分の化粧品は良くない」という問題ではなく、私が実際に使ってみて良かった化粧品には、オーガニックのものも、合成成分のものもどちらもあります。
人によってはオーガニックがお肌に合わないという場合はもちろん、年齢やそのときの肌環境によっても、自分のお肌に合う化粧品って変わってくると思います。
“敏感肌だからオーガニック化粧品! これってOK? NG? 実は…|Oggi.jp”,<https://oggi.jp/6462855>2021年8月25日アクセス.
“敏感肌ですがオーガニック化粧品が合わないのはなぜですか?|almo”,<https://almocosme.com/sensitive-skin/>2021年8月25日アクセス.
“オーガニック化粧品|フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』”,<https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%83%8B%E3%83%83%E3%82%AF%E5%8C%96%E7%B2%A7%E5%93%81>2021年8月25日アクセス.
こんにちは。ちょめも管理人のちょんめ(@chonme_jp)です。 敏感肌さんが化粧品を選ぶときに特に注意しているのが「化粧品を使って肌荒れにならないかどうか」ではないかと思います。 合わない化粧品を使うと、なんだか肌が[…]