シャンプーの適量はどのくらい?髪の洗い方の基本まとめ

シャンプーの適量はどのくらい?髪の洗い方の基本まとめ

シャンプーの適量はどのくらい?髪の洗い方の基本まとめ

シャンプーやコンディショナーを使う際に「適量」ってどのぐらいなの?と感じた経験、ありませんか。

私自身、結局どのぐらいが使用量の目安なのかわからず、なんとなく使ってみたものの、つけすぎてベタベタしたり、泡がなかなか切れなかったりといった経験も……。

そこで今回は、敏感肌さんも知っておきたいシャンプーやコンディショナーの使用量の目安や、髪の毛や頭皮を洗う際のポイント等、洗髪についての疑問をまとめました。

ちょんめ

この記事では主に下記の3点について紹介しています。

  • シャンプーやコンディショナーの適量と目安
  • 髪の毛の洗い方の基本
  • シャンプーについての気になる疑問

シャンプーやコンディショナーの「適量」は?

シャンプーやコンディショナーの適量は、髪の長さや毛量、汚れ具合等によって異なるので、人それぞれです。

考え方の基本は、下記の通りです。

  • シャンプー
    髪と頭皮全体にいきわたり、十分に泡立つ量。
  • コンディショナー
    髪と頭皮をすすいだ状態で、髪全体にいきわたる量。

シャンプーの場合

ジュレーム iP タラソリペア 補修美容液シャンプー/トリートメント(ディープモイスト)

ポンプタイプの場合は、1プッシュが約3g(容器ごとに異なります)。

髪の長さから使用量の目安をまとめると下記のようになります。

シャンプー使用量の目安

  • 髪の量が短め、お子様など
    →約3g(ポンプ1プッシュ)
  • ミディアムヘア(あご~肩)
    →約6g(ポンプ2プッシュ)
  • セミロングヘア(肩~脇の下)
    →約10g(ポンプ3プッシュ)
ちょんめ
予洗いでしっかり汚れを落としたり、泡立ててから使うと使用量が少なく済むことも。髪の汚れ具合によっても異なるので、シャンプーの泡立ちや、いきわたり具合をみて調整してみてください。

コンディショナーの場合

500円玉

コンディショナーも、髪の長さや毛量によってつける分量が異なります。

自分の適量がわからないときは、まずは500円玉サイズ(ポンプ1プッシュぐらい)を目安につけてみるのがオススメ。

足りないと感じたら少しずつ足してみてください。

ちょんめ
つけすぎても髪の毛に浸透する量は変わらないそうなので、つけすぎには注意。
また、頭皮につけると頭皮の毛穴をふさいでしまうこともあるので、毛先からつけるのが基本です。
リンス、コンディショナー、トリートメントの違いは?
メーカー間で統一されているわけではなく、明確な定義はありません。
一般的にはリンスとコンディショナーは同じもので、主に髪の表面に吸着して、髪の状態をなめらかにする効果が期待できます。
一方、トリートメントは毛髪の内部に成分を浸透させて、内側から髪の状態を整えるものを指します。
ただし、商品によってはリンス・コンディショナーにトリートメント効果が含まれるものもあったり、コンディショナーにもリンス・コンディショナー効果があるものがほとんど。
基本的にはそれぞれの製品の表示を見て、特徴を確かめてから選ぶとよいそうです。

髪の毛の洗い方の基本

髪の毛を洗う目的は、頭皮表面の皮脂や、皮脂が変化した脂肪酸などを洗い流すこと。

正しく洗えていないと、毎日髪を洗っていたとしても、頭皮のトラブルやにおいの原因につながります。

髪の毛の洗い方の基本についてまとめました。

STEP.1 お風呂の前にブラッシング

髪をくしでとかす女性

お風呂に入る前には、必ずドライヘアの状態でブラッシングを。

手櫛でもつれをとったり、目の粗いブラシを使って髪の毛が絡まらないようにほぐしておきます。

シャンプーの前に髪の毛をヘアブラシでとくことで、頭皮の汚れが浮いて、シャワーで落としやすくなるのだそう。

ちょんめ
毛先をほぐすようとかしたら、頭のてっぺんからもう一度ゆっくり優しくブラッシングしてみてください。
なかなか髪が洗えなかったり、数日おきに髪を洗うという方は、毛先が丸くなっているクッションブラシでほぐすのがおすすめ。生え際からつむじに向かってほぐします。

STEP.2 お湯で汚れを洗い流す(予洗い)

シャワー

髪の毛をシャワーのお湯でしっかり洗い、頭皮の汚れ・ほこり、髪の毛に付着しているスタイリング剤を、ぬるま湯(36度~38度ぐらい)で1~2分かけて洗い流します

こうすることで、後につけるシャンプーで泡立ちが良くなります。

冷たすぎると皮脂汚れが落ちにくくなり、熱すぎると頭皮が乾燥してしまうおそれがあります。お湯の温度にご注意ください。

STEP.3 泡立ててから髪につける

シャンプー

シャンプーを手に取ったら、手のひらで泡立ててから頭皮につけて髪を洗います

シャンプーは泡で汚れを落としていくので、泡立ちが大切。

シャンプーをするときには泡で髪の毛全体を包み込みながら、指の腹でマッサージするように優しくもみほぐします。

特に頭皮で洗い残しがちな部分が、耳の後ろ~襟足、生え際や、後頭部の内側・耳の上周辺の頭回り(毛髪が長いと、最も重なり合っている部分)です。

洗い残ししやすい部分は、最初にシャンプーをつけてしっかり洗うのがおすすめです。

ちょんめ
シャンプーをそのまま頭皮につけてしまうと、髪の毛の一部しか泡立たず、均一に洗えなくなってしまうので要注意。
頭皮の汚れやべた付きが気になるときには、洗浄ブラシを使うと効果的だそうです。

STEP.4 頭皮のシャンプーは丁寧に洗い流す

髪の水気をしぼる女性

髪や地肌についたシャンプーを、時間をかけてていねいに洗い流します(2~5分程度)

もしも頭皮にシャンプーが残ってしまった場合は、フケやかゆみの原因に。いつもより1分長くシャワーをするイメージで時間をかけて洗い流してください。

ちょんめ
襟足や耳の後ろは、洗い忘れが多い箇所です。忘れずに洗い流してください。

シャンプーにかける時間の目安は下記の通りです。

  • 予洗い(2~3分)
  • シャンプー洗い(1~2分)
  • すすぎ(5分)
ちょんめ
私の場合は、すすぎの時間がちょっと足りないかも……。特にロングヘアの場合は頭皮にお湯が届きにくいので、しっかりとすすいだ方がよさそうです。

STEP.5 コンディショナー(もしくはトリートメント)をつける

髪の毛の水気を軽くとってから、コンディショナー(トリートメント)を手に取り、毛先から全体になじませていき、手で毛の流れを整えながら塗布します。

指の腹を使って頭皮からすすぎ、髪に指を通しながら、しっかりすすいで落とします。

すすぎ足りないと、べたつきの原因になってしまうこともあるので、ぬるつきがなくなるまで十分すすぐようにします。

ちょんめ
髪の内部に成分が浸透するような商品の場合は、つけたあとに時間を置いた方がよいことも。使用している商品の説明書きを確認してみてください。

STEP.6 タオルドライはやさしく

タオルで髪をふく女性

タオルを使って、まずは耳下部分の髪の毛を包みこむようにしてやさしくたたいて、ポタポタしたたる水気を取ります。

その後、タオルをかぶって指の腹で頭皮の水分をふき取っていきます。

髪同士をゴシゴシこすると、傷みやすくなってしまうので、傷みやすい毛先は特にやさしめに

ちょんめ
髪の毛の根元の部分の水気をしっかりとると、ドライヤーで効率よく乾かせます。

洗髪の気になる疑問

髪の毛は毎日洗った方がいい?

シャンプーで髪を洗う女の子

基本的には、頭皮のかゆみやにおい、べた付きが気にならない頻度で洗えばOKなんだそう。

皮脂や汗の分泌量は、年齢や個人差、気候、活動量によっても異なります。

頭皮からは常に皮脂が分泌し続けており、時間がたつほど頭皮への刺激やにおいの原因物質が増えるのだそう。

そのため、古い皮脂はなるべく早く落とす・頭皮に残さないのが大切です。

ちょんめ
私の場合は髪の毛に花粉がついたりして辛かったりする時期もあるので、病気で寝込んだ時以外は基本的には毎日洗っています。

二度洗いはした方がいい?

しっかり泡立って、頭皮がシャンプーで洗えている場合は一度洗いでOK

皮脂量が多い場合や、スタイリング剤やヘアオイルをつけている場合などは、二度洗いがおすすめなことも。

「泡立ちが悪い」と感じたときにはシャンプーを一度洗い流して、二度目に頭皮をしっかりシャンプーで洗うようにするとよいそうです。

ちょんめ
二度洗いする場合もすすぎを十分にして、すすぎ残しがないようにすることが大切です。

まとめ

シャンプーで髪を洗う女性

シャンプーやコンディショナーの適量と目安
  • シャンプー
    髪と頭皮全体にいきわたり、十分に泡立つ量を使う。使用量の目安は下記の通り。

    • ショート…ポンプ1プッシュ
    • ミディアム…ポンプ2プッシュ
    • セミロング…ポンプ3プッシュ
  • コンディショナー
    髪と頭皮をすすいだ状態で、髪全体にいきわたる量を使う。
    使用量の目安は500円玉サイズ(ポンプ1プッシュ)を目安に、足りない場合は増やしたりする。
髪の毛の洗い方の基本
  1. 入浴前にドライヘアでブラッシングする。
  2. お湯で汚れを洗い流す(予洗いする)。
  3. シャンプーを泡立ててから頭皮・髪の毛を洗い、しっかりすすぐ。
  4. コンディショナー(orトリートメント)を毛先からなじませ、十分にすすぐ。
  5. タオルドライで水気をしっかりふきとってから、乾燥させる。

普段何気なく行っている洗髪ですが、やり方が間違っていると頭皮に汚れが残ってしまったり、毎日洗っていても成分が残って逆に肌荒れしてしまったりといったトラブルにつながることも……。

私自身、すすぎ残しによる肌荒れを起こしたり、コンディショナーのつけ方が悪くて頭皮が詰まったりといった頭皮のトラブルを起こしてしまったことがあります。

最初はシャンプーの仕方が悪いから肌が荒れてしまっていると気が付かず、洗顔料や化粧水や乳液を変えてみたりしていました。

他の人から「すすぎ残しによる肌荒れ」を指摘され、髪の毛の洗い方を見直すことで肌荒れも徐々に改善されていったので、改めて洗髪方法の大切さを感じました

ちょんめ
こだわりのシャンプーやトリートメントを使っていても、洗い方が悪いと効果を感じにくいことも…。「もしかして洗い方が間違っていたのかも?」と感じた方は参考にしてみてください。
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こんにちは。ちょめも管理人のちょんめ(@chonme_jp)です。 近年よく見かける「ノンシリコンシャンプー」という表記。漠然とノンシリコンシャンプー>シリコンシャンプーというイメージが定着していますが、ノンシリコンシャンプー[…]

今さら聞けない!ノンシリコンシャンプーとシリコンシャンプーの違いとは?
(参考)
“【相違点】リンスとコンディショナー、トリートメントの違いは?|花王”,<https://www.kao.com/jp/qa/detail/17139/>2023年11月3日アクセス.
“洗髪のQ&A|花王”,<https://www.kao.com/jp/haircare/scalp-care/8-3/>2023年11月3日アクセス.
“髪と頭皮にやさしい洗髪方法|花王”,<https://www.kao.com/jp/haircare/scalp-care/8-1/>2023年11月4日アクセス.
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