こんにちは。ちょめも管理人のちょんめ(@chonme_jp)です。
化粧水の使い方を見ていると「適量を手に取り肌になじませる」と書かれていて、「適量ってどのぐらい?」「結局どのぐらい使えばいいの?」って思ったことはないですか。
私はなんとなくこのぐらいかな……とざっくりつけていたら、なんだか肌が乾燥したり、荒れてきたり、なんて経験も。
何気なくつけている化粧水ですが、つける順番や分量を間違えると、逆に肌への刺激になってしまうこともあるんだそう!
今回は敏感肌さんも知っておきたい化粧水の付け方や順番、使い方のタイミングなど、化粧水の正しい使い方についてまとめました。
この記事では主に下記の4点について紹介しています。
- 化粧水の役割
- 化粧水の使い方
- 化粧水を使うときに気を付けるポイント
- 化粧水の選び方
化粧水をつける目的は?
化粧水には様々な役割があります。
化粧水の役割
- 肌にうるおいを与える。
- 肌の水分と油分のバランスを整える。
- 肌のキメを整え、健康的なお肌に導く。
- 次に使う美容液や乳液、クリームの効果を受け入れやすくする。
化粧水の最大の役割は、潤いを与えて肌を整えること。
クレンジングや洗顔の後は肌が乾燥しやすくなっており、化粧水は乾燥状態の皮膚にうるおいを与えて、お肌を整えてくれる役割があるそうです。
肌が乾燥した状態だと、肌に本来そなわっているバリア機能が低下してしまい、少しの刺激で肌荒れを起こしやすくなってしまいます。
健康な肌では刺激に感じないようなことで肌荒れを引き起こしてしまうので、しっかり保湿してバリア機能を回復してあげることは大切です。
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化粧水の使い方とポイント
大切な役割を持つ化粧水ですが、正しい使い方をしないときちんと効果が得られにくいそう。
「化粧水の適量ってどれぐらい?」「化粧水や乳液を使う順番は?」といった基本の使い方と、使う際のポイントについてご紹介します。
化粧水を使うタイミングはいつがいい?
化粧水をつけるタイミングは、洗顔の直後。
洗顔やクレンジングをした後には、肌の汚れや皮脂とともに、肌の水分も洗い流されています。
そのため、何もつけずにいるとどんどん肌の水分が奪われて、肌も乾燥してしまうことに。
洗顔後は、化粧水で水分を補給してあげることが大切です。
化粧水をつける順番は?
使う順番は、下記の順番で使うのが理想です。
使う順番
- 化粧水
- 美容液
- 乳液またはクリーム
化粧水には肌を保湿してやわらかく整えることで、次に使う美容液やクリームをなじみやすくしてくれるブースターの役割があります。
そのため、化粧水を飛ばして美容液や乳液をつけても、なかなか皮膚になじみにくかったりします。
化粧水をつけた後は乳液やクリームといった油分のあるものでフタをして、水分を閉じ込めます。
化粧水の適量は?どのぐらい使うべき?
化粧水は、基本的には説明書きをよく読み、メーカーが推奨している量を使うのが基本。
しかしながら商品によっては「適量使う」と曖昧な書き方をされていることもありますよね。
そんなときには、500円玉大を目安に使うと良いそうです。
「手」と「コットン」はどちらがおすすめ?
化粧水をつけるとき、「手」を使うか、「コットン」を使うか、2通りの使い方があります。
顔のすみずみまでムラなくなじませることができていれば、どちらの方法でもOK。
手を使うメリット
- 皮膚への摩擦が少ない。
- 手の体温であたたまり、角質層へ浸透しやすくなる。
コットンを使うメリット
- 細かな部分にもつけやすい。
- ふきとり化粧水や、収れん化粧水を使いたいときに。
化粧水のつけ方・使い方
化粧水は、手をつかってつける場合と、コットンを使ってつける場合があります。
どちらも肌をこすらないようにやさしく、肌が水分を含み、ひんやり・もっちりとした触感になるまで、しっかり浸透させるようにします。
つけるときのポイント
- つけるときに手やコットンで肌を強くこすらない。
- 一度で大量につけようとせず、少しずつ重ね付けする。
- 肌全体にムラなくなじませ、しっかり浸透させる。
手を使う場合
- 手のひらに化粧水を適量とり、両手でやさしく顔全体になじませる。
- 小鼻や目元のくぼみといった細かい部分は、指の腹を使って丁寧になじませる。
- 回数を分けて、少しずつ重ね付けする。
- 最後に、手のひら全体で顔を包み込むように押さえ、やさしくハンドプレスする。
少しずつ重ね付けしたり、手のひらの体温であたためてから顔につけると、肌になじみやすくなります。
注意ポイント
化粧水つけるときに肌を強くたたいたり、こすったりしない。
ゴシゴシこすると肌への刺激になりNG。
コットンを使う場合
- 化粧水をコットンに適量より多めに、裏側まで十分ぬれるくらいたっぷりつける。
- 顔の内側から外側に向けて、一方向に、肌の上をやさしくスライドするようにしてなじませる。
- 小鼻や目元のくぼみといった細かい部分は、コットンを半分に折って、やさしくトントンと押さえるようになじませる。
- コットンが乾いてきたら化粧水を足しながら、顔全体になじませていく。
ゴシゴシ強くこすったり、強くたたいたりするのも肌への刺激になるので避けます。
注意ポイント
化粧水をコットンにつけて使うときは、適量より多めに、たっぷりと。
化粧水の量が少ないとコットン表面が毛羽立ち、肌への刺激になってしまいます。
コットンパックをしたいとき
うるおいが物足りないときや、集中的なケアがしたいときは、コットンでパックをするという方法も。
- コットン全体が化粧水でひたひたになるまで、化粧水をたっぷり含ませる。
- コットンを4~5枚ぐらいに裂いて、一枚ずつおでこ、両頬、鼻の頭、あごなどにピタッと貼り付ける。
- 3~5分おいてパックしたら、はがす。
- 残った化粧水はハンドプレスでなじませる。
注意ポイント
フェイスパックやコットンパックは、長時間つけすぎるのもNG。
製品の推奨時間を過ぎて長く貼り付けていると、逆にシートが乾いて肌の水分が奪われてしまいます。
外出先でミスト化粧水を使うとき
外出先でのメイク直しに便利なのが、ミスト化粧水です。
ミスト化粧水の使用量は製品により異なるので、説明書きを確認して使うようにします。
- くずれたメイクや皮脂を、油取り紙やティッシュで軽く押さえてオフ。
- 化粧直し用のミスト化粧水を顔全体にスプレーし、手のひらでなじませる。
- スポンジなどを使いくずれたファンデーションは取り除く。
- 新たに化粧下地やファンデーションを少量のせて、なじませる。
こんなときどうする?化粧水の使い方の疑問
また、古い角質により肌がかたくなっていると、化粧水が浸透しにくいこともあるそう。定期的にピーリングで使い古い角質を落としたり、化粧水前にブースター美容液などで肌をやわらかくするという方法も。
とろとろ系化粧水は肌の状態によっては浸透しにくいこともあるので、使う前にサラサラ系の化粧水をプレ化粧水としてつけることで、とろとろ系化粧水がより浸透しやすくなるそうです。
化粧水の前にホホバオイルなどの美容オイルをつけたり、化粧水に美容オイルを1~2滴たらして混ぜて使うと保湿力が高まるそうです。
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化粧水の選び方
化粧水は肌のお悩みや肌質にあわせて選ぶと、より効果的に使うことができます。
朝と夜で違うものを選ぶ
朝と夜では肌の状態が異なるため、朝用と夜用で使うものを分けるのも選択肢のひとつ。
例えば、朝はさっぱりした使用感のものを、夜はしっかり保湿できる高保湿のものを選ぶのもおすすめです。
肌質にあわせて選ぶ
「乾燥肌」「混合肌」「脂性肌」といった、自分の肌質にあわせて化粧水を選ぶのもおすすめです。
肌質のセルフチェックの方法
洗顔をした後に、20分程度なにも肌につけずに放置する。
- 肌がつっぱって乾燥する → 乾燥肌
- 肌がつっぱる部分と、テカる部分がある → 混合肌
- 顔全体がテカる → 脂性肌
乾燥肌におすすめの化粧水
乾燥肌の方は、水分も油分もお肌に足りていない状態。
肌のうるおいを守るため、保湿力の高い化粧水を選ぶのがおすすめです。
また、肌のうるおいを守る成分「セラミド」「ヒアルロン酸」「コラーゲン」などが含まれた化粧水もおすすめ。
化粧水をつけるときは、手を使ってやさしく肌になじませるように。
化粧水の後はクリームや乳液で水分が蒸発しないよう、しっかり保湿してあげてください。
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脂性肌におすすめの化粧水
脂性肌の方は、しっかり肌を保湿して、油分と水分のバランスを整えてあげるようにします。
実は脂性肌の場合も肌が乾燥したことが原因で肌のバリア機能が働き、皮脂が過剰に分泌されていることも多いのだそう。
べた付きが気になるからと化粧水の使用量を減らすのは逆効果になってしまうこともあります。
毛穴トラブルを防ぐために、収れん化粧水を使うのもよいそうです。
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混合肌におすすめの化粧水
乾燥肌と脂性肌の肌質が混ざった混合肌の方は、肌トラブルが起きやすく不安定な状態。
頬やフェイスラインはカサカサするのに、額から鼻にかけたTゾーンがテカりやすかったりします。
肌の油分と水分のバランスを整えてくれるような、高保湿で低刺激な化粧水がおすすめ。
乾燥が気になる部分は化粧水を重ねて保湿ケアを重点的に。
テカりやべた付きが気になる部分は、クリームや乳液を少し控えめにするといったケア方法も。
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敏感肌・ゆらぎ肌におすすめの化粧水
敏感肌の方やゆらぎ肌の方は、乾燥などが原因となり、肌のバリア機能が低下している状態。
乾燥しやすい秋冬だけでなく、毎日ていねいに保湿ケアを行い、肌のバリア機能を正常に保つように心がけます。
パラペン(防腐剤)不使用、アルコール不使用、無香料・無着色といった、低刺激にこだわっている化粧水を選ぶのがおすすめです。
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肌のお悩みで選ぶ
毛穴
肌のハリや弾力がケアできるような、高保湿成分配合の化粧水が効果的。
気になる詰まりや角栓は、「10-ヒドロキシデカン酸」など角質ケア成分配合のふき取り化粧水でケアするのも良いそう。
くすみ
くすみの原因は様々な要因が絡み合っており、人によって異なります。
基本的には化粧水でしっかり保湿するのが重要で、ふき取りタイプの化粧水で角質ケアもおすすめだそう。
ハリ不足
ハリ不足は加齢による原因が大きいため、コラーゲンを増やすケアとして「ビタミンC誘導体」や「ナイアシン」などが配合された化粧水がおすすめ。
高保湿成分の「セラミド」が配合された化粧水も肌のハリにおすすめです。
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ニキビ
アルコールフリーやオイルフリーのもの等、肌への刺激を抑えた低刺激処方のニキビケア化粧水がおすすめ。
ニキビのもとができにくいかどうかを確かめたノンコメドジェニックテスト済みの化粧水も選択肢。
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まとめ
普段何気なく使っている化粧水ですが、せっかく良いものを使っていても、使い方が間違っていると思ったように効果が得られなくてガッカリすることも……。
健康な素肌を手に入れるには、化粧水の選び方やつけ方を見直さないとな、と改めて感じさせられました。
特に大切なのは下記の3つではないかと思います。
- 化粧水をつけるのは洗顔のすぐあと。
- 化粧水はメーカーの指定する規定量を守る。
- 肌をこすらないようにやさしく重ね付けする。
高級な化粧水を使うときにはつい長く使いたくて使用量をケチってしまうことがあったのですが、それだと効果が得られにくいし、肌への摩擦も増えて全然だめだったんですね……。
“【化粧水の使い方】基本から応用まで!理想的な順番やタイミング、適量は?|VOCE”,<https://i-voce.jp/feed/1253024/>2023年3月2日アクセス.
“【化粧水の正しい使い方!】つけ方によってスキンケアの効果が変わる|RAXY Style”,<https://raxy.rakuten.co.jp/beautytopics/articles/2021/article14/>2023年3月2日アクセス.