花粉症などのアレルギーによいと言われている甘いお茶「甜茶(てんちゃ)」を1~2ヶ月ほど愛飲してみたので、味や使用感をまとめました。
毎年2月~5月ぐらいまで花粉症に悩まされるのですが、今年は新型コロナウイルスの影響でマスクの品薄が相次ぎ、花粉症持ちが多い我が家でもマスク不足にはかなり頭を痛めました。
そこで取り入れてみたのが花粉症によいと言われているお茶「甜茶」です。
そもそも甜茶とは?
「甜茶」は「甘いお茶」という意味の中国茶の一種。中国には甜麺醤なんて調味料もありますし、「甜」は「甘い」という意味の言葉なんですね。
甜茶と呼ばれるものは何種類かあるそうなのですが、花粉症によいと言われているのが、ポリフェノールを含んでいるバラ科キイチゴ属の「甜葉懸鈎子(てんようけんこうし)」の葉を乾燥させた甜茶です。
甜茶はもともと中国南西部の広西省自治区で、古くから健康茶として愛飲されていたそう。私が近所の薬局で購入した甜茶も、中国原産の茶葉を使用していました。
味の特徴として、砂糖が入っていないのに甘いという、不思議な味わい。ノンカフェインのお茶なので、小さなお子様にも安心ですよ。
甜茶の作り方
私が購入したものはティーパック状になっており、1包に対して400~500ccの熱湯を注ぐか、2~3分弱火で煎じれば完成。
基本的には甘い味のお茶ですが、ティーパックを入れっぱなしにするとちょっと苦味が出ます。苦いのが苦手な方は、沸かした後に一度取り出してしまうのがおすすめ。
1包で結構味がしっかり出てくれるので、煮だせばもう一度お茶が飲めるぐらいの濃さになって、コスパが良い気がしました。
実際に使ってみて
甜茶は主に仕事で外出する機会が多い平日に、マイボトルに入れて持ち運んで愛飲してみました。
味は甘くておいしい
味はお茶の「渋み」よりも「甘み」を前面に感じる、不思議な味わい。すっきりとした甘みなので、後口は良いです。最初は思っていたよりも甘いなと少し戸惑うかもしれませんが、慣れるとおいしく飲めました。
あったかいお茶はもちろん、冷めてもおいしく飲めるお茶なので、アイスかホットかはお好みで。
花粉症への効果は?
飲み続けた効果として、花粉症の症状自体が「比較的軽め」だったような気がします。外出した日はやはり鼻水やくしゃみが出たりしましたが、体調が悪くて寝込む日が減ったような……。
単純に昨年と比較はできませんが、同じく花粉症持ちの夫は「今年はあまり花粉症に悩まされなかった」とのこと。
甜茶以外にも花粉症に効果があると言われている納豆等は普段から食べる機会が多かったので、「確実に甜茶が効果があった」とは言い切れないのですが、飲み続けることで程度の違いはあれど何かしらの改善・予防効果が見込めるのかもしれません。
まとめ
お茶は日常生活の水分補給で自然と取り入れるものなので、普段のお茶を甜茶に切り替えることで、季節の変わり目の体調不良が緩和できるかも。
甜茶はAmazon等のインターネットのオンラインショップではもちろんのこと、ドラッグストアでも健康茶コーナーにて店頭販売されています。
今回飲んだのはティーパックタイプですが、のど飴やカプセルなんて商品もあるので、自分にあわせた飲みやすいタイプを選んでみてはいかがでしょうか。
甜茶の中には複数のお茶がブレンドされているものもあるので、選ぶときには「甜茶100%」という表示のものを購入するのがおすすめです。
- 甜茶は中国由来のノンカフェインのお茶。
- 味はすっきりとした甘さ。
- 選ぶときには「甜茶100%」がおすすめ。
- 花粉症の症状が緩和するかどうかは人による。
リピ買いしました(2020年5月23日追記)
主人が気に入ったのか「甜茶が飲みたい」との要望があり、同じものをリピ買いしました。
今シーズンは花粉症の症状が軽めに済んだこともあり、味も飲みやすくて気に入ったようです。効果があるかどうかは人によって異なるかと思いますが、我が家では好評でした♪