塗りなおさなくても保湿が持続する高保湿クリーム「キュレル モイスチャーバーム」を使ってみました。
季節の変わり目や乾燥しやすい時期には、顔がパリパリして乾燥することが多く、敏感肌・アトピー性皮膚炎な私でも使えるクリームがないかと探して見つけたのがこちらのクリーム。
乾燥性敏感肌のことを考えた製品設計になっており、弱酸性、無香料、無着色、アルコールフリー(エチルアルコール無添加)。
赤ちゃんにも使えるやさしい成分なのが特徴です。
顔にも体にも使える全身保湿クリームですが、私の場合は主に顔に使用しています。
本記事ではそんな「キュレル モイスチャーバーム」について、敏感肌・アトピー性皮膚炎持ちの私が実際に商品を使用し、商品の特徴や使い方、実際に使用してみた使用感、成分などについて詳しく口コミ・レビューしていきます。
この記事では主に下記の4点について紹介しています。
- キュレル モイスチャーバームの特徴や成分
- キュレル モイスチャーバームの使い方
- キュレル モイスチャーバームとフェイスクリームの違い
- 実際に使ってみた感想
肌に優しい保湿ケアアイテムが使いたい。
しっとり・高保湿なアイテムが欲しい。
顔にも体にも使える保湿アイテムが欲しい。
赤ちゃんにも使えるような、敏感肌向けのスキンケアを探している。
キュレル モイスチャーバームの特徴
「キュレル モイスチャーバーム」がどのような商品なのか、特徴・メリットを紹介します。
商品の価格・全成分
商品名 | キュレル モイスチャーバーム ジャー (医薬部外品) |
---|---|
内容量/参考価格 | 70g / 1,980円 |
全成分 | アラントイン*、水、濃グリセリン、流動イソパラフィン、ジメチコン、ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド、アスナロエキス、ジイソステアリン酸ポリグリセリル、POE・ジメチコン共重合体、BG、ユーカリエキス、架橋型ポリエーテル変性シリコーン混合物、パルミチン酸デキストリン、グリセリン脂肪酸エステル、ステアロイルメチルタウリンNa、POE水添ヒマシ油、コハク酸、水酸化ナトリウム液、セタノール、パラベン
*は「有効成分」無表示は「その他の成分」 |
【Point1】うるおい続く、高保湿なボディクリーム
キュレル モイスチャーバームは、カサカサ乾燥しがちなお肌に潤いを与えてしっとり保湿してくれる、顔にも使えるボディクリーム。
潤い成分(セラミド機能成分* ・ユーカリエキス)と、消炎剤(アラントイン)が配合されており、肌荒れを防ぎながらお肌を保湿してくれます。
潤いがお肌にとどまる秘訣は新開発の「うるおい持続処方(ラメラinオイル)」。
セラミド機能成分*を含む水相を油相で包むことで、肌に密着。長時間お肌に潤いを与えてくれるのだそう。
塗りなおさなくてもしっとり感のあるお肌が続きます。
*セラミド機能成分…ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド
セラミドは乾燥性敏感肌におすすめの成分
乾燥性敏感肌では肌のバリア機能が十分に働かず、乾燥などの外部刺激により肌荒れしやすい状態。
そこで大切なのがセラミドです。
セラミドは、肌の角層細胞間の隙間を満たして、肌のバリア機能の主役に。
健やかな肌をつくるために、必須の成分となっています。
【Point2】キュレルこだわりの乾燥性敏感肌設計
乾燥性敏感肌のことを考えた製品設計になっており、弱酸性、無香料、無着色、アルコールフリー(エチルアルコール無添加)、アレルギーテスト済み。
やさしい成分なので、顔はもちろん、赤ちゃんのデリケートなお肌にも使えます。
※すべての方にアレルギーが起こらないというわけではありません。
【Point3】肌悩みにあわせて選べる4タイプ
キュレルのボディケアでは、乾燥に合わせてバーム、クリーム、ローション、ジェルローションの4タイプが用意されています。
自分の肌悩みや季節にあわせて選べるのもうれしいポイント。
キュレルのボディケア向け商品
- バーム
…特に気になる乾燥向け。潤いが持続する濃厚クリーム。 - クリーム
…繰り返しがちなかさつき向け。やわらかいクリームタイプ。 - ローション
…日々の乾燥対策向け。全身に使いやすい乳液タイプ。 - ジェルローション
…さっぱり保湿したい方向け。乾燥やあせもを防ぐ、さっぱりジェルタイプ。
キュレル モイスチャーバームの使い方
基本の使い方
- 適量を手にとり、手のひらで少し温めてやわらかくし、のばしやすくする。
- 顔や体の気になる部分によくのばす。
使う部位により使用量は調整する。
部位ごとの塗り方
部位ごとの塗り方については、公式動画で詳しく解説されています。
- 腕
…外側から内側へらせんを描くように、ムラなくのばす。 - 首
…少しあごを上げ上から下へ、うなじは少しあごを下げてなじませる。
- おなか
…両手に広げたものを下から上へぬり、そのあと円を描くようにぬる。
- 腰
…両手に広げたものを右手で右腰、左手で左腰になじませる。 - 背中
…手が届きにくい部分は、手をクロスして肩にのせ、ひじを上げてグッと押し込み、背中全体にぬる。 - 脚
…両側かららせんを描くようにムラなくのばす。 - 足の裏
…手のひらでかかとを包むように円を描き、そのまま指先までなじませる。 - 足の指
…手指を広げ足指の間にもなじませ、硬く乾燥した部分に重ねる。最後に足の甲までなじませる。
私の場合は、化粧水や乳液で顔を整えた後で、目元や口元など乾燥が気になる部分に少量(米粒1~2つ分ぐらい)なじませて使用しています。
キュレル モイスチャーバームとフェイスクリームの違いは?
キュレル モイスチャーバームはボディケア向け商品で、体だけでなく顔にも使えるもの。
フェイスクリームはもともと顔用に作られた商品で、化粧水の後に乳液かクリームを好みにあわせて使用します(乳液とクリームの併用も可)。
それぞれ内容量や成分も異なるので、下記に簡単にまとめました。
キュレル モイスチャーバーム ジャー |
キュレル 潤浸保湿 フェイスクリーム |
---|---|
70g / 1,980円 | 40g / 2,530円 |
顔・体用 | 顔用 |
成分:アラントイン*、水、濃グリセリン、流動イソパラフィン、ジメチコン、ヘキサデ シロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド、アスナロエキス、ジイソステアリン 酸ポリグリセリル、POE・ジメチコン共重合体、BG、ユーカリエキス、架橋型ポリ エーテル変性シリコーン混合物、パルミチン酸デキストリン、グリセリン脂肪酸エス テル、ステアロイルメチルタウリンNa、POE水添ヒマシ油、コハク酸、水酸化ナトリ ウム液、セタノール、パラベン *は「有効成分」無表示は「その他の成分」 |
成分:アラントイン*、水、グリセリン、ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド、トリシロキサン、ジメチコン、α-オレフィンオリゴマー、POE・ジメチコン共重合体、ユーカリエキス、硫酸Mg、BG、イソステアリルグリセリルエーテル、コハク酸、水酸化ナトリウム液、パラベン *は「有効成分」無表示は「その他の成分」 |
顔にも体にも使えるような保湿クリームが欲しい場合は「モイスチャーバーム」。
顔用の保湿クリームが欲しいときは「フェイスクリーム」を選ぶとよさそう。
ただし、顔専用のフェイスクリームに対して、モイスチャーバームは体にも使えるような濃厚保湿クリーム。
顔全体にたっぷり使うというよりは、化粧水や乳液でケアした後に、乾燥しやすい部分に限り重ね付けして使用するなど、ポイントで利用したほうが良いかもしれません。
キュレル モイスチャーバームを実際に使ってみた口コミ
ちょんめが実際に「キュレル モイスチャーバーム」を使ってみた使用感について詳しく口コミしていきます。
青と白を基調としたシンプルなパッケージ
乾燥性敏感肌向けのスキンケアブランド「キュレル(Curel)」。
フェイスケアシリーズ、ボディケアシリーズ、ヘアケアシリーズなどいくつか商品が展開されているのですが、今回使用している「キュレル モイスチャーバーム」は、ボディケアシリーズに所属する保湿クリームです。
パッケージや容器は、キュレルシリーズで統一されたデザインになっており、キュレルのロゴと水色のラインが入ったシンプルな見た目になっています。
容器はジャータイプで、ひねって開封するタイプでした。
しっとりするのに、べたつかない
クリームは白色で、伸びもよく、こっくりしているけれど比較的やわらかめだと思います。
主に顔や首の保湿用として使用しており、化粧水や乳液をつけたあとに、乾燥しやすい目元やほうれい線などを中心につけています。
少量を顔全体にハンドプレスでつけてみたこともありますが、けっこうしっとりするので、顔全体につけすぎると重たいかも…と感じました。
バームといえばかたくて塗りにくかったり、べたべたしたりするようなイメージがありましたが、キュレルのバームの場合は肌になじみやすく、使用感もべたつかないので、顔にぬりやすく、つけた後に違和感がありませんでした。
特に助かっているのが、鼻の乾燥ケア。
花粉症により鼻水をかみすぎると鼻の下がだんだん痛くなってくるのですが、こちらのクリームを鼻の下の部分に朝・晩つけておくといい感じに保湿してくれ、たくさん鼻をかんでも痛くなりにくくなりました。
日中塗りなおしたりとかはしていないのですが保湿が持続してくれているようで、本当に助かってます。
クリームがこってり濃厚で肌にとどまりやすいからかもしれません。
赤ちゃんの肌ケアにも使える
赤ちゃんの肌にも使えるとのことで、1歳の子供の顔や体の保湿にも使ってみました。
カサカサ乾燥している部分がしっとり保湿できてよかったのですが、クリームをつけすぎると逆に肌に残って肌荒れしてしまうこともあったので、顔に使うときには少し注意が必要かもしれません。
妊娠中の妊娠線ケアアイテムとしても
体にも使えるクリームということで、妊娠線クリームとしても活用してみました。
お腹に塗ってみたところ、クリームがお腹全体に広がり、しっとしとした質感に。
最初はちょっとかためかも……と思いましたが、体温で温まると伸びもよくなり、塗りにくさはあまり感じませんでした。
妊娠線ケアアイテムとしても、これから活躍してくれそうです。
キュレル モイスチャーバームの気になる点は?
無香料のバームではありますが、顔にぬるときにはクリームに使われている原料の香りがします。
少しツンとする薬品のような香りがするので、気になる方は気になるかも。
また、私の場合はあまり感じなかったのですが、ネット上の口コミでは「かためで伸びが悪い」「保湿力が高すぎて、顔に使うには重かった」という意見も。
クリームがかたいときは、手のひらであたためてから塗るとやわらかく、伸びがよくなります。
また、顔に使う場合は少量ずつ使ったり、顔全体ではなく乾燥しやすい部位に限って塗るのがおすすめです。
キュレル モイスチャーバームを使って感じたメリット・デメリットまとめ
デメリット
- 香りが気になる人は気になるかも。
- クリームがかため。
- 顔に使うときには「重い」と感じる方も。
メリット
- 保湿力があり、潤いが持続。
- 潤い成分(セラミドケア)に加え、肌荒れを防ぐ消炎剤も配合。
- 赤ちゃんにも使えるやさしい成分・乾燥性敏感肌設計。
- 顔にも体にも使える。
- べたべたしない、さらっとした使い心地。
キュレル モイスチャーバームはどこで購入できる?
キュレル モイスチャーバームは、花王の公式サイトで購入できる他、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどの大手ショッピングサイトにも取り扱いがありました。
また、有名ブランドなので薬局・ドラッグストアといった実店舗でも取り扱いが多く、手に入りやすい商品です。
キュレル モイスチャーバームの総合評価
キュレルの商品は乾燥性敏感肌のことを考えたこだわりの成分が魅力。
商品によっては肌に合わなかったりしたこともありましたが、乾燥に悩んでいるときにはやっぱりキュレルは安心感があるなと感じました。
乾燥しやすい季節の保湿としては「ビーハニー/越冬クリーム」を使うことも多かったのですが、キュレルの場合は通年で手に入りやすく、無香料なので香りが苦手な方でも取り入れやすいのかなと感じました。
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しっとり・高保湿なアイテムが欲しい。
顔にも体にも使える保湿アイテムが欲しい。
赤ちゃんにも使えるような、敏感肌向けのスキンケアを探している。