
冬は冷気と暖房による乾燥で、敏感肌はバリア機能が低下しやすい季節。
本記事では、乾燥しやすい冬にうるおいを守るスキンケアの手順、冬の生活習慣のポイントや、本ブログでレビュー済みの低刺激アイテムを紹介します。
この記事では主に下記の3点について紹介しています。
- 冬のスキンケア方法
- 冬の生活習慣のポイント
- おすすめのアイテム
冬の敏感肌に起こりやすいトラブル

冬は一年のなかでも気温と湿度が最も低下する季節。
空気が乾燥することで肌の水分が失われ、乾燥が進みやすくなり、肌のバリア機能の低下につながります。
また、寒さ対策に暖房を使うことで部屋の湿度が下がり、乾燥がさらに進むことで肌荒れもより悪化しやすくなります。
起こりやすい肌トラブル
- 空気の乾燥でバリア機能が低下
- 暖房による水分蒸発
- 寒さによる血行不良&ターンオーバーの乱れ
- マスク・マフラー摩擦による刺激
冬のスキンケア基本ステップ
冬のスキンケアのポイントについてまとめました。
クレンジング・洗顔:落としすぎない

朝はお湯だけで洗うという方もいると思いますが、夜寝ている間に老廃物もたまるので、基本的には朝も洗顔料を使って洗顔するのがよいそうです。
熱すぎるお湯は肌を乾燥させてしまうので、洗顔時はぬるま湯を使うのがおすすめです。
- できるだけ低刺激のものを使用
- ぬるま湯でやさしく洗う
- 無香料・無着色・パラベンフリー・アルコールフリー等、低刺激のものを選ぶのもおすすめ◎
- クレンジングはクリームタイプやミルクタイプを選ぶと保湿成分が多く乾燥しにくい。
化粧水:重ねづけで保水

乾燥しやすい季節は、化粧水の水分補給が大切です。
洗顔後はまずは化粧水を使用し、うるおいチャージ。
2~3回重ね付けするのもおすすめです。
- 手のひらで押し込むように2〜3回重ねづけ
- アルコールフリー・無香料を選ぶ
- セラミド・ヒアルロン酸・コラーゲンなどの保湿成分入りがおすすめ
- 保湿効果がある美容液を取り入れるのも◎
乳液・クリーム:油分でフタ

化粧水の後は乳液やクリームを使って、しっかりフタ。
水分や美容成分を閉じ込めて、乾燥しにくいお肌に仕上がります。
乳液もクリームも使う場合は、乳液→クリームの順番で。
特に乾燥が気になる部分にはクリームを重ね付けすると効果的です
化粧水だけだと乾燥により皮脂が過剰に分泌されるので、余計テカりやすくなってしまうこともあるんだそう!べたつきやすいTゾーンこそ化粧水たっぷり+乳液で!
- セラミド・スクワラン・シアバターなどの保湿成分
- 夜はスリーピングパックで集中保湿も◎
- 乾燥しやすい部位はクリームを重ね付け
スペシャルケア:集中保湿

週に1~2回は、保湿パックを取り入れるのも効果的です。
化粧水でお肌を整えた後に、商品の使い方の指定時間シートマスクをつけて、しっかりお肌をケア。
指定時間よりも長くつけ続けると逆にお肌が乾燥してしまうこともあるのでご注意を。
- シートマスクは週2回程度を目安に
- 指定時間はきっちり守る
冬の生活習慣で美肌を守る!意識したい内側ケア
スキンケア以外にも取り入れたい乾燥肌を防ぐための生活習慣のポイントについてまとめました。
加湿で乾燥を防ぐ

空気が乾燥していると、お肌が乾燥しやすくなります。
部屋の湿度は加湿器等を使い、40~60%程度に保つようにしましょう。
- 加湿器を使う
- 洗濯物や濡れタオルを干す
- お湯を沸かす
こまめな水分補給で体の内側から温める

体の中の水分が失われると、お肌も乾燥しやすくなります。
こまめな水分補給を心がけましょう。
飲み物は一度に飲むのではなく少量ずつ。
常温もしくは温かい飲み物を選ぶと、体に負担がかかりにくいです。
- こまめに水分補給
- 飲み物は常温・温かいものを選ぶ
- 白湯・ハーブティー等もおすすめ
- 1日に飲む量は約2リットル前後が目安(秋冬は体重×30cc、夏場は体重×50cc)
栄養バランスのよい食事を意識

冬は体温を維持するために、夏より10%ほど多くエネルギーを消費しているのだそう。
普段通りの食事だと栄養が足りなくなる可能性もありますので、栄養バランスを意識した食生活も大切です。
- ビタミンE(ナッツ・アボカド)で血行促進
- オメガ3(青魚・えごま油)で乾燥予防
- コラーゲン・たんぱく質で肌の弾力維持
- 根菜・生姜・味噌など体をあたためる“温活食材”を取り入れる
入浴時の温度に要注意

熱すぎるお湯や長湯は、肌の水分を奪う原因になってしまいます。
湯船やシャワーのお湯の温度は、ややぬるめの38~40度ぐらいが目安。
入浴時間は10分(子供や敏感肌の方は5分)が目安となります。
しっかり睡眠時間を確保する

肌のターンオーバーを整えるためにも、夜の睡眠も大切に。
睡眠時間は6〜7時間は確保するようにしましょう。
マッサージで血行促進

冬は血行不良になりやすいため、マッサージで血行を整えるのもおすすめです。
メイク前やスキンケアのタイミングで、マッサージクリーム(ない場合は乳液やクリームで代用)を使って、肌の刺激にならないぐらいの力で下から上にマッサージを。
冬のおすすめスキンケアアイテム
HABA スクワラン

無添加オイルで、乾燥や赤みに傾いた肌を守る万能保湿アイテム。
化粧水の後、1〜2滴を手で温めてハンドプレスするだけで、肌の上に自然な“保護膜”を形成します。
こんにちは。ちょめも管理人のちょんめ(@chonme_jp)です。 季節の変わり目や寒い季節に気になるのが、肌の乾燥や小じわ。 オフィスの暖房で肌がいつの間にかパリパリに……なんてこともありますよね。 そこで手に取[…]
KOSE モイスチュアマイルド ホワイト パーフェクトエッセンス

冬のくすみケアにおすすめの薬用美白美容液。
ビタミンC誘導体が透明感を引き出しつつ、保湿成分で乾燥を防ぎます。
シミ対策・高保湿ケアができる1品3役オールインワン、KOSEの「モイスチュアマイルド ホワイト パーフェクトエッセンス」を使ってみました。 みずみずしい使い心地の薬用美白エッセンスローションで、これ1本で化粧水・美容液・乳液の[…]
キュレル モイスチャーバーム

敏感肌向けの高保湿バーム。
乾燥のひどい頬や口まわりにポイント使いすると効果的。
セラミド機能成分が肌バリアをサポートし、長時間うるおいをキープ。
塗りなおさなくても保湿が持続する高保湿クリーム「キュレル モイスチャーバーム」を使ってみました。 季節の変わり目や乾燥しやすい時期には、顔がパリパリして乾燥することが多く、敏感肌・アトピー性皮膚炎な私でも使えるクリームがないか[…]
ドクターG レッドブレミッシュ クリアスージングクリーム

べたつかず、肌あれや赤みを落ち着かせる軽めの鎮静保湿クリーム。
暖房の乾燥や摩擦で敏感になった肌をやさしく包み込みます。
季節の変わり目やマスク生活で、肌の赤みやポツポツに悩まされてきた私。 「低刺激で、赤みに効くクリームはないかな?」と探していて出会ったのが、韓国の皮膚科医監修ブランド Dr.G(ドクタージー)の「レッドブレ[…]
AESTURA アトバリア365 クリーム

バリア機能をサポートし、朝までしっとり。アトピー肌にも優しい高保湿クリーム。
寝ている間の保湿集中ケアにもおすすめです。
季節の変わり目や乾燥する季節、肌がピリついたり赤みが出たりして、何を塗っても合わない……。 そんな敏感肌やアトピー傾向のある肌にも優しいと評判なのが、韓国ドクターズコスメのAESTURA(エストラ) アトバリア365ク[…]
まとめ
冬は肌のバリア機能がもっとも揺らぎやすい季節。
気温と湿度の低下により、肌荒れや乾燥肌を引き起こしやすくなります。
肌は心の状態や生活習慣・食生活の影響も受けやすいので、肌荒れしているときには外からの「保湿」と内側の「温め・栄養」で、生活面も見直してみるのがおすすめです。
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“冬の乾燥から肌を守ろう|湧永製薬”,<https://www.wakunaga.co.jp/doctor/%E5%86%AC%E3%81%AE%E4%B9%BE%E7%87%A5%E3%81%8B%E3%82%89%E8%82%8C%E3%82%92%E5%AE%88%E3%82%8D%E3%81%86>2025年12月21日アクセス.
“冬こそ知りたい肌の乾燥対策|第一三共ヘルスケア”,<https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/kenko-bijuku/articles/mates/winter-skincare/>2025年12月21日アクセス.
“冬の乾燥肌&肌あれ対策|コーセー”,<https://www.kose.co.jp/kose/skin_care/skincare169.html>2025年12月21日アクセス.
“冬に適したスキンケアは?|メルヴィータ”,<https://jp.melvita.com/column/winter-skin-care.html>2025年12月21日アクセス.





